こんにちは、マリーです。
毎日本当に暑いですね。
そして熱中症には十分な注意が必要です。
でも、暑さのせいで
せっかくの楽しみがなくなるのも困ったものです。
「今日プールがあるんだー!」
子どもがそう言って楽しそうに学校に行ったのに、
「今日プールなかった。」
と、がっかりした顔で帰ってきたら
親としてもなんだか残念ですよね。
ということで
今回は、熱中症、暑さ指数などについて調べてみました。
興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
中止を決める学校の判断基準は
環境省・文部科学省から
「学校における熱中症対策ガイドライン」が出されていました。
暑い時に無理な運動をするのは事故のもとだから
避けるように、と書かれてあります。
暑さ指数が31以上になると、
運動は原則中止となるようです。
では、この31という数字はどこからきているのでしょうか。
暑さ指数とは
環境省熱中症予防情報サイトによると
暑さ指数とは、
アメリカで1954年に
熱中症を予防することを目的として提案されたものだそうです。
単位は気温と同じではありますが、
湿気、周辺の熱環境、気温の3つを取り入れて考えられているため
気温だけの数字とは異なっています。
1954年…て、
そんなにも早くから熱中症を心配していたことに驚かされます。
暑さ指数が31以上というのは
気温が35℃以上になって
湿気や外気熱の影響がひどくなり
熱中症患者が大きく増加する状態を言うそうです。
運動は原則中止。
確かにこれはやむを得ないかもしれませんね。
水の中にいてもダメ?
水の中で気持ちよく泳ぐのであれば、
実施しても大丈夫なのでは?
そう思ってしまうのですが…。
水の中では汗が蒸発しないため、
熱が体内にこもりやすいのだそうです。
熱の放出は、汗を蒸発させることで出来るため
体温調整ができなくなるのは大問題。
また、プールでは
かくれ脱水も起こりやすくなるそうです。
熱中症予防最新機器
熱中症から命を守るために、
深部体温を測る技術が開発されています。
測定方法はさまざまで、
おでこに貼るもの、ベルトで胸部にセットするもの、
プロのアスリートになると
小さなカプセル状の温度センサーを呑むこともあるそうです。
しかし、手首で検知できるタイプのものが出始めました。
建築現場での導入も始まっているようです。
自覚症状のない段階でも
熱中症が早く発見できることが大きな強み。
子供にも対応されたものが出来て
プールをもっと自由に
楽しめるようになるといいですね。
まとめ
- 暑さ指数が31を超すと原則運動は中止
- 暑さ指数は、湿気、周辺の熱環境、湿気の3つで考えられている
- 水の中では、汗の蒸発による熱の放出が難しくなる
- 熱中症予防に深部体温を測る機器が開発されている
いかがだったでしょうか。
それでは今日はここまで!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
マリー
参考:環境省熱中症予防情報サイト 「熱中症から命を守る」済生会横浜市東部病院医師 谷口英喜著 評言社 定価 1,400円 「学校における熱中症対策ガイドライン」令和3年度
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