こんにちは、マリーです。
どこにいても、どんなときにも、準備が必要とされる災害対策。
皆さんはどのような対策をされているでしょうか。
さまざまな災害対策が必要とされている昨今ですが、はたして、電気が途絶えた夏場の暑さを想定すると、エアコンがないのは相当キツイ…。これは熱中症を防ぐためにも必要なのでは?
ということで、今回は、電気が止まってしまったときに、少しでもエアコンを使用して室内温度を下げることができないものか、ソーラーパネル&ポータブル電源を使用し体験してみました。
食料貯蔵はしているけれど電気は忘れてた!という方も、ポータブル電源って何だろう?という方も、是非最後までご覧ください!
初めてのソーラーパネル&ポータブル電源
こちらは少し前に購入したものです。
押し入れにしまっていたのを取り出してきました。
『蓄電器』は電力会社が使用するほどの大規模のものをさし、『蓄電池』は家庭用にも使用できるサイズのものを言うそうですが、
こちらの説明書には『蓄電池』ではなく、『ポータブル電源』という言い方がされていました。
つまり『携帯用の電源』。説明内容も、キャンプ用品の一つといった感じです。
今回使用したのはJackeryポータブル電源708。
重さ約6.8㎏。
ブラックフライデーで購入、セットで値段は8万円強といったところでした。定価では14万円くらいだったと思います。
友人はこれよりももうひと段階上のものを購入し、定価約24万円のところ、ブラックフライデーで約16万円だったと言っていました。
値段も決してお安いものではないですから、購入でポチるのにも勇気がいります。
やはり大きなものほど、セールの時に購入するのがおすすめですね。
ソーラーパネルの裏側にはポケットがついていて、この中に接続コードが入っていました。
使用機器への給電の目安として、
- ライト5wで約58時間
- ノートパソコン30wに約9回
- スマートフォン18wに約10時間
- プロジェクター100wに約5.9時間 とあります。
中にはドローンへの給電目安が書いてあったのに驚きました。こちらは60w約12回の給電目安だそうです。
確かに、特にお仕事でドローンを使用される方には、戸外に持ち運びができるこの畜電池は便利なのかもしれません。
コンセントでも充電できる
はい、ソーラーパネルを広げて充電開始です。
今回は実家でやってみました。
ところが、さっそく台風の影響で雨が降り出し…充電はかどらず。
やはり天候で左右されるので、日頃から晴れをねらった充電が必要かと思いながら、
…ふと気が付いた!
これって家のコンセントで充電できるの?
災害時、電源のない時にはソーラーパネルを使用するとしても、常日頃からは、コンセントにつなげて充電しておけばいい…てことですよね?
太陽光でなければならないと思い込んでいました(笑)
でも、節電対策に焦点をあててソーラーパネルを日頃から使用するという考え方もありかもしれません。
何にしても、災害対策準備には最強アイテムになりそうな気がします。
まずは使用に慣れることでしょうか。
クーラーでの使用時間は
さて、いよいよクーラーで使用です。
今回は、2024年夏に購入のシャープのエアコンで試してみました。部屋の広さは6畳です。
エアコンのコンセントはコードの長さも短く延長コードがいります。
8月朝の9時で既に室内温度は33度。…十分暑いです。
電源出力のコンセントに差し込んでから、ACと書いてある出力ボタンを押します。
これを押さないといつまで経っても動かないので要注意です。
さあ、エアコンのリモコンスイッチを押して、冷房スタート!
しかし、設定温度を24度にして始めたのが無理だったのか、1分も経たないうちに止まってしまいました。
気を取り直して、今度は28度設定で再スタート!
そこからは2時間足らず使用することが出来ました。予想よりもちょっと長かった!
ほんと、なんてクーラーってありがたいんでしょう!涼しい風にほっとしました。
電量は28度で最高が約360w、温度が落ち着いてくると約250w~290wあたりを移動し、2時間くらいで蓄電池の約95%を消費しました。
家電の見直し
家電は、古いものほど電気を多く必要とします。
昔、古い冷蔵庫と洗濯機を決心の末買い替えた際に、1か月の電気代が3000円強も下がったのにびっくりしたことがあります。
物持ちが良いと思っていたのは自分の勝手な考えで、約10年近くもの電気代の損失を考えたときには、もうしばらく夜も寝られませんでしたよ!
家電は思い切って買い替える!その方が結局は節約になることに気が付かされました。
災害時で蓄電池を使用するときにも、電気消耗率が抑えられる方がいいですよね。
災害対策準備にお金がかかる時代
どのくらいもつのかがわかると、次は、それをいつ使用するか、について考えはじめました。
やはり夜の就寝時にはかかせない、と思ったものの、じゃあ昼間はどうなの?と…。
この異常な暑さの中、エアコンをつけない時間を長くとるのは考えられないような気がしてきました。
幼い子どもや介護の必要な高齢者を抱えているお宅では、特にそうだと思います。
となると、これはポータブル電源が2台以上必要なのではないか、と。
うーん。家計のことを思うと考えて込んでしまいますね。
職場に、日ごろから蓄電できるシステムのお住いに在住の方がありました。
お話を伺ったことがあったのですが、支払いが大変で、そのために働いているみたいだと嘆いておられました。
世の中にはさまざまな蓄電システムがあると思うので、わたしに詳しいことはわかりませんが、
「でもいざというときにすごい電力を発揮するのでしょう?」と尋ねると、
「もって3日。」と返事が。
「いいんだけど、いつ来るともわからない災害時のためにひたすら働いて、支払いばかり気になるのよね。」
かたちは何であれ今は災害対策準備にお金がかかる時代なのだと痛切に感じました。
洗濯機にも挑戦
7人家族のお宅が、停電時に一番困ったのが洗濯、と言われていました。
7人分の洗濯は確かに大変。
「たらいとか洗濯せっけんとか、一応用意していたけれど、全く現実的でないことに初めて気が付いて、洗濯機を回すために絶対電気がいると思った。」
では、彼女のためにも検証しようと、洗濯機でも試してみました。
今回はシャープの全自動洗濯機を使用しました。
水量37ℓで試してみると、脱水時に最高約215w、他は12w~17wをいったりきたりする程度、35分で6%の消費でした。
今回は試していませんが、乾燥機能が付いた洗濯機の場合、乾燥時はドライヤーを使用することと同じと考えると、エアコンの時のように、ストップする可能性が高いように思いました。
災害時には乾燥機能を使用せず、洗濯機能までだけを使う選択もありかもしれません。
まとめ
今回使用したJackery708ポータブル電源では、設定温度28度でエアコン冷房2時間程度使用することができました。
蓄電池使用量約95%でした。
災害時にはソーラーパネルの活用が必要になってくるかと思いますが、家のコンセントにさしても使えますので、日ごろから充電して備えておくことも可能です。
洗濯機にも使えます!
災害対策準備に備えて持っておくと便利で安心ですね。
いかがだったでしょうか!
それでは、今回はここまで!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
マリー
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